海外製品紹介

アンコールモリンガ

 アンコール・モリンガの原産地であるラン・タ・エク・エコ・ビレッジはアンコールワットから約20kmに位置する。アンコールワット遺跡群は1955年12月に世界遺産登録に指定されたが、遺跡だけではなく、森(自然)、村(住民)も含めた面として保護されている事が特徴である。遺跡を管理しているAPSARA機構は、農薬などの環境汚染や無秩序な開発を防ぐための緩衝地帯としてエコ・ビレッジを設けた。また遺跡周辺の人口を増やさない目的で耕作地付の居住区を設置して遺跡周辺からの移住推進を図っている。自然遺産地帯から住民を移住させながら、生活基盤を確立させるために有機栽培農業を行っている。そのために大学の農業学部を出た専門チームが中心となり有機土壌設計・植物忌避剤利用・栽培地に張りめぐらされたイリゲーション・システムの設置(乾季でも安定して栽培出来る)・栽培物の選定・販路開拓などを行っている。収入を図るための栽培物の第一弾が「奇跡の木」と言われているアンコール・モリンガである。

ラン・タ・エク・エコ・ビレッジ全景

農家の住宅とファームのマップ

各ファーム(1ha)の管理表示

用水堀

外部からの水の流入を防ぐ空掘

アンコール・モリンガの畑

種から育苗

潅水システム

EM農法による肥料作り

EM農法による忌避剤作り

ハサミで丁寧に1本ずつ収穫

専門スタッフによる成長の確認

自分の畑の成長の確認

専門スタッフの指導風景

大学の農学部出身の指導スタッフ

枝、さやを除外します

収穫したばかりの新鮮なアンコール・モリンガ

収穫してすぐ分別室に届けます

アンコール・モリンガ専用出荷容器

運搬専用車で1時間以内に加工工場へ

アンコール・モリンガの洗浄

洗浄の様子①

洗浄の様子②

水切り

2次分別室に届けます

2次分別(アンコール・モリンガの葉だけを選び分けします)

乾燥(収穫した日に乾燥させます)

粉砕(収穫した日に粉砕します)

3次分別(粉をマグネットに通し、最終的な異物チェックをします)

真空パッキング